Dream Studio by TEAM BRIDGESTONE



12月16日 オリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナーである株式会社ブリヂストンによる番組「Dream Studio by TEAM BRIDGESTONE」が配信された。


番組は、3 つのセッションからなるスペシャルライブとなっており、チームブリヂストンアスリート・アンバサダーをはじめ、さまざまな分野で活躍する 9 人の豪華出演者が登場しコロナ禍で表出した課題やそれぞれの道のり、これから先の「夢」「目標」をテーマに語り合った。


セッション 1 萩野公介さん × 水野良樹さん「音楽とスポーツと僕らのこれから」

セッション 1 にはチームブリジストンの荻野公介選手(競泳)とシンガーソングライターの水野良樹さん(いきものがかり)が登場。


コロナ禍での影響に関して

萩野:「オリンピック、パラリンピックが延期になったことが全てのアスリートにとって大きな出来事になったと思います。試合が始まってもお客さんがいなく、モチベーションの保ち方も難しく、競技のあり方を一から考え直した年になった。一年延びたことはお休みをしたり自分にとってはプラスに捉えている。このコロナの影響感じたことは、改めて自分が練習に集中できている環境は当たり前ではないこと、人との繋がりの温かさを感じることができた。観客がいない状況で試合をしても、頑張ってと応援してくれる人がいる中で、改めて頑張りたいという気持ちが素直に出て来た。そう言った意味ではプラスに捉えることができた。」

水野:「お客さんの前でライブが出来ない、ライブを一つ作るのは自分達アーティストだけではないので、皆が辛い状況が続いてるいこの状況は苦しいというのが正直なところ。ただ、 お客さんから「待ってるよ」と言ってもらえたり、この苦しい状況を打破しようと皆で色んなアイディアを出し合っている前向きな気持ちはこれからも続けていけたらと思います。」



コロナ禍で感じた使命は?


萩野:「スポーツにしか出来ないことはあるとと思う。頑張っていいパフォーマンスをしてス ポーツでしか産み出せないエネルギーを伝えていくことがアスリートとして使命だと感じている。」

水野:「音楽は作った本人の意思とは違って、成長していくことがあると思う。今年は卒業式が出来ない等の叶わなかったことがいっぱいあったと思う。その中で音楽がそれを埋め繋ぐ切っ掛けになることがあるのかなと思う。だからこそ今後も活動を続けていきたいと感じている。」


今後の夢や目標について


萩野:「どれだけ自分の泳ぎで、自分の人生を表現できるか?ここに尽きると思う。全力でレースに突き詰めるこが今の夢です。」

水野:「一曲一曲沢山の曲を残したいと感じている。どれだけ自分の感性を使って曲を作っている時間がどれくらいあるのだろう?と最近考えるかとがある。多くの人のためになり、何かの役割を果たしていく曲を沢山生み出したいと思います。自分が死んでも曲は残るので、 色んな人の想いが繋がっていく、そこにロマンを感じます。」



セッション 2 宮里藍さん × 谷真海さん × ハヤカワ五味さん 「前例なき世界の歩き方」

セッション 2 には宮里藍さん(元プロゴルファー)、谷真海さん(パラトライアスロン)、ハヤ カワ五味さん(実業家)が登場。


自分と向き合い自分を知ること


宮里:「18 歳でプロになって、しばらくしてイップスになってしまった。そんな時にメンタルトレーナーを付けてメンタルトレーニングを始めた。そこで感じたのは "自分自身をよく知ること"が大切である。それにより次の目標を設定することができた。」

谷:「今は東京大会が開催されることもあり、パラ選手もオリンピックの選手に近い環境で競技に取り組めているが、自分がパラリンピックを目刺し始めた時は練習環境から自分で作っていく必要があった。自分で一から道を作ってきた。そんな時間を経たことでどんなこと

でも乗り越えられるとハングリーな気持ちができた。」


夢や目標を設定して、それを実現するために心掛けていことに関して「明日突然、日本経済のルールが変わるかもしれない。ただ変化していく中で、どうやって振る舞っていくか?を楽しめるかどうかが重要だと思う。アスリートの様に環境や状況に適用していくこともチャレンジだし楽しいことだと思います。」とコメントするハヤカワさん



新型コロナウイルスによる変化の中でどのように挑戦していくか?

谷:「延期に対する捉え方はアスリートとよって違うかなとは思う。私自身はトレーニングを続けながら、じっくりと考えながら家族との時間を過ごしていた。延期という事実は変えられないが、これからどう過ごすか?この辛い時期こそプラスになると考えいる。これから本番に向けて取り組みたいと思っている。」

宮里:「それぞれの競技の選手の視点で考えると、ショックだし感情の整理に時間がかかったと思う。ただ、難しい状況になったときにどうやって、そこから打破するか?を常に考えていると思う。だから感情的になるのではなく臨機応変に目標を変えて、前向きに切り替える時間が早かったと周りのアスリートに感じました。」

ハヤカワ:「自分がビジネスをしている立場として考えたときに辛いなと思った。ただ、そういった場面でもどう乗り越えるか?の部分はスランプやうまく行かない時期と照らし合わせていけばいいのではないかと思う。そうすることで、今後もっと大きな場面を向かえた時に重要になってくるのではないかと思う。」


また、コロナ禍でのモチベーションに関しては、宮里さんは「結局、自分がやれることは一 つ一つ積み重ねていくことだと感じだ。なかなか人と合えない状況の中で、モヤモヤを自分の感性を中でしか消化できなかった。ただ、自分と同じ様に感じている人がいると知った時には一人では乗り越えられないことだが、感じれたときにモチベーションが湧いてきた。」とコメントしていた。

谷:「気持ちはオフに、体だけはなるべくオンにしています。“その時”が来ればスイッチはオンになる。その時まで自分を保つために、今は歩みを緩めることも必要」



セッション 3 秦由加子さん × 有安諒平さん × マセソン美季さん × 山里亮太さん 日本財団パラリンピックサポートセンター×TEAM BRIDGESTONE スペシャルセッション 「パラポーツの先に見える未来」


セッション 3 は秦由加子選手(パラトライアスロン)、有安諒平選手(パラローイング)、マセソン美季さん(日本財団パラリンピックサポートセンター)、山里 亮太さん(南海キャンディーズ)が登場。


パラスポーツと出会い、それによって自身や周りがどう変化したかについて

写真 パラスポーツを初めて自身の障がいとの向き合い方の変化は180変わったとお話している秦由加子選手と有安諒平選手

秦:「13 歳の時に骨肉腫になり右足を膝上から切断し、学生生活は授業や体育祭等にも一切参加せずスポーツとは無縁の生活を送っていた。26歳の時に「今までの自分を変えたい」と思い、切断する前にやっていた水泳を始めたのが切っ掛けでした。」

有安:「中学生の頃に目が悪くなってきた。スポーツをやる際に目が悪いことが突き付けられてしま い障がいが足枷に感じていた。20歳頃に視覚障がいの友達ができ、そこで初めてパラリンピックやパラスポーツの存在を知った。自分の障がいがパラリンピックのチケットだと感じ障がいに関しての価値観が180 度変わるきっかけになった。」



障がいに関して周りから遠慮され質問されないことに関して

有安:「障がいについて聞いてもらうことがパラスポーツのルールや道具の説明をすることになる。 それを知ってもらうことによって、競技を知ってもらうことに繋がっていき障がいを知るキッカケにな り社会が変わっていくと思う。」

秦:「確かに障がいに関して触れられたくない人は沢山いると思う。ただ、自分達のように外で色ん なことをして気持ちもオープンに生活している姿を全力で見せているので、何でも聞いてください。」

「教育という分野から差別や偏見を無くすことができると感じる。例えば、子どもは「車いすと自転 車ってどっちが速いの?」と聞いてきたりする。」とコメントするマセソンさん。



今後のパラスポーツの存在に関して

写真 「パラスポーツの魅力に気付く人が一人でも増えたらいいなと思います。それは試合を見るとすぐに気付く。 そのチャンスがパラリンピックにはあると思う。」とコメントする山里さん。



グローバルな視点で見るパラスポーツ パラスポツに関する日本と海外の違いに関して大きく3つあると語るマセソンさん。

1つ目は障がいのある人が普通に社会に溶け込んでいる。また、そういった光景が日本には少ないと感じること。

2つ目はスポーツが生活のなかに文化として根付いていない点。障がいのある人達のスポーツの参加が受け入れらない状況が未だに続いている。

3つ目はパラスポーツの観る人達が目が肥えてこと。


コロナウイルスの影響に関して 秦:「ひたすらトレーニングをするという1年間だった。命の危険がない状態で初めて楽しめる試合を取り組めるものだと改めて感じました。来年に向けて今自分ができることは競技力をしっかりと保ち感染に気を付けて過ごすことだと思います。」

山里:「何も考えないで、選手が盛り上がれば競技が盛り上がる。そうすれば応援する企業が増える。パラスポーツを全力で楽しむことがいいんだと思う。それが選手を色んな意味で応援することができる。今のこのブームに乗って、それを続ける。それだけでいいんじゃないか。」

最後にパラスポーツを通して叶えていきたい未来、その為に今日から出来ることをそれぞれのフリップで発表

マセソンさん:「違いに寛容な社会を目指したい。そのためには当たり前を疑うこと」


秦:「Chance our Dream 身体の不自由な部分を補うのに沢山の人の力が必要なので、私も沢山の 人とその夢を実現させたい。」 ま、東京大会への意気込みに関しては「まだ、日本代表が決まってないので代表になること。 そして、表彰台の上でありがとうを伝えること」と力強くコメントした。

有安:「大会でいい結果を残して皆にエキサイトしてもらいたい。これから夏の大会が開催されるこ とで日本全体が盛り上がって更に自分達が勝つことで日本全体に元気を与えることができたらいいなと思います。」

山里:「色んなこと勉強して知らなくても、目の前のことを全力ど乗っかるだけでいいと思う。それを 伝えていければと思います。」