背番号3が復活!World Tryout 2019 清原和博監督

「キヨー!」「待ってたぞ」「おかえり」という大歓声が神宮球場に響き渡る。
ライオンズ時代と同じ背番号3番「キヨ」という愛称...そう、あの清原和博氏がこの日明治神宮球場へと降り立った。
World Tryout2019 の本戦の幕が開けたのだ。
World Tryout とは、戦力外通告を受けてしまった選手や、プロ野球の世界やメジャーを目指す若者のアピールの場として開催される試合である。
清原氏はこのワールドトライアウトの監督に就任したのである。
午前10時から試合はスタート。ベンチから選手交代などの監督としての采配も行った。
清原監督は
「まだ薬物依存の治療もあり、執行猶予も明けていないが、足元を見つめて野球を一番大切にやっていきたい。」とあいさつ。球界復帰への意欲を語った。

写真左から:投手コーチの入来祐作氏、監督の清原和博氏、打撃コーチの片岡篤史氏
東尾修氏とのサプライズ対談企画

西武ライオン時代のチームメイト東尾修さんと対談、握手する清原氏

最後には東尾氏が「スタンドにたくさん見に来てくださっているお客さん、いずれNPBのユニホームを着て本当の復帰ができるように応援してやって下さい。」と呼びかけると、観客席からは大きな拍手とともに「待ってるよ!」の声が飛んだ。
清原氏は立ち上がって頭を下げると「グラウンドでこういう声援をいただいたのは、これからの自分の人生に力になりますし、そういう目標を持って頑張っていきたいと思います。」と感謝の言葉を述べた。
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