パラスポーツを陰で支える企業特集 株式会社サンマリエ


今回は1月に開催されたパラテコンドーの代表選考会を兼ねた大会「サンマリエカップ」 のスポンサー企業である株式会社サンマリエの代表取締役 横川 泰之氏を取材しました。


「今回、テコンドーの大会スポンサーになった経緯を教えて下さい」


昔から交流があり、スポンサーとして支援していた視覚障がいの柔道の選手がいるのですが、彼はテコンドー協会の理事も務めているんです。その彼に大会のスポンサーを探していて協力してくれないかと言われたのがきっかけです。ちなみに、彼とは大学受験のために通っていた予備校からの友人なのでかれこれ20年近くの交流があります。

ただ、以前から障がい者支援等は行っていました。


「実際に今までサポートされてきた中で、障がい者スポーツが普及する上で必要になるこ とはどんなことだと考えてらっしゃいますか?」


基本的にはお金が必要だと思います。ただ、お金がなかなか集まりにくいのが現状だと思います。 お金以外で必要なのは認知されることかなと思います。僕も友達に関係者がいたからパラスポーツについて知れる環境にいますが、普通の人はなかなか知る機会がないと思います。 だから何かしらのきっかけが必要だと思います。


「では、企業として必要な取り組みは何だと思いますか?」


実際に体験することが一番大切なのかなと思います。あとは、実際に当事者の考えや何に困 っているのか等の情報に触れることが大切だと思います。 企業に講演に来てもらったり、体験会を開いたりが必要だと思います。


「今後もパラスポーツの支援や普及活動は行う予定ですか?」


それは今後も続けていこうかと思います。どんな形になるかは、まだわかりませんが。ただ、僕のまわりの経営者でもそれを考えている人はいるのですが、なかなかきっかけがないみたいです。


「御社の事業である結婚相談としての観点から様々な会員の方がいらっしゃると思いますが、障がい者を持ってる方はいますか?」


います。

ただ、やはりお見合いを組むことが難しかったり、成立する確率はどうしても下がってしまいます。

目に見えない箇所に障がいがある場合は、皆さん、いつ会社や相手に言うか迷われる方が多いです。

ただし、うちの場合はお客様に対してカウンセラーが付くので自分が言えない代わりに事前にカウンセラーがお見合いを相手に伝えて貰うということも出来ます。

そうすると相手は先に分かって、なおかつ「全く気にしない」と話す方もいらっしゃるので不安も軽減されているのではないかと思います。


「事実婚や同性婚など結婚のあり方が変わりつつあるのかなと思うのですが会社の取り組みに変化はありますか?」


平均結婚年齢と平均出産年齢を比べたときに平均出産年齢の方が高いのは先進国では日本くらいで、やはりまだ結婚するまで子どもが産みにくい社会なんだと思います。 ただ、事実婚や LGBT の方の同性婚等は市民権を得つつあると思います。役所に届け出を出すという形ではなく、例えば今後のことを見すえたシニア向けのパートナーシップの推進は会社としても今後やっていこうかと考えてはいます。 そういった社会の変化に合わせて会社も柔軟に形を変えながらやっていきたいですね。


「シングルの高齢者、母子家庭の方の結婚へのサポートの仕方は違いますか?」


うちのカウンセラーはシングルマザーの方のマッチングを得意としている者が多いんです。

" 経験があるからこそ相手に対して理解が深められる " という考えを持ったカウンセラーがうちにいて「バツイチではなくマルイチだ」と言っています。一度、経験をしているから結婚に対して幻想を抱いてる人が少なく現実的に結婚する上で許容できることと許容できるできないことをわかっている人が多いので、会社としてもお相手を探す際に条件面等明確にしやすいんです。それがシングルマザーの成婚率の高さに繋がっているんだと思います。 高齢者のお客さんもうちは多くて、50代や60代の方もいらっしゃいます。


「マッチングして卒業してからのカウンセリング等も行ってますか?」

はい。うちの場合は卒業後のサポートにも力をいれていて、結婚式の相談や資産形成を真剣に考える方の保健のご相談にのったりしています。やはりお見合い結婚なのでお互いの財産の話など知らないことが沢山あるので、結婚後の人生設計の為に必要な生活費などについて、間に入ってご相談に乗ったり一緒に考えたりライフサポートを行ったりもしています。


「少子高齢化や独身が増加していることに焦点を当てていきます。以前の会社では社会に対して託児所を作ったりをしていましたが、サンマリエでもそれは実施されていますか?」


託児所は作れてないです。ただ、コロナの影響で学校が休校になったので子連れ出勤は受け入れてます。


「結婚相談所を運営する中で、子どもに対しての意識など変わったことはありますか?」


正直に言うと変わらないと思います。昔からその辺の関心は高い方で、女性が結婚して子どもができたら働けなくなることについて社員に対しての環境整備など出来ることはしようと思っています。


「今の若い人達は結婚に興味がない方も多いと思うのですが、その層に対して"結婚はいいものだ"と発信するには何が必要でしょうか?」


そこはやっぱり難しいですね。ただ、昔よりも婚活することに関してハードルが下がってますし、若い人達でも当たり前のようにアプリでパートナーと巡り会ったりしますし。結婚に繋がる出会いなどは身近になっているのかなと思います。昔は出会い系サイトと呼ばれてたのが、マッチングアプリと呼ばれ方が変わり市民権を得たのが大きいかなと思います。



「若い人が結婚に対して興味がなくなってきていることに対しての原因、また解決方法は何だと思いますか?」


私自身、みんながみんな絶対に結婚した方がいいというわけではないと考えています。 ただ、結婚して子どもが産まれて子育てを経験した方が人生豊かになるかなとも思うので、結婚に対するいいイメージを少しでも伝えていくことが重要なのかなと思います。 私もそれは子どもには伝えられているのかなと思います。


「今の若い人達を見て、自分の20 代の時と比べて感じることや思うことはありますか?」


これだけ人口が減り始めて、子どもが産まれる人数も減少しているので、GDP は間違いなく下がっていくとは思います。だからこそ人口を増やさないといけないという使命感はあります。


「これから社会へ出る学生へ向けて、今の会社を経営している立場の人間として社会人の先輩としてメッセージをお願いします」


海外に行くことと遊びも含めて色々な経験をしておいたほうがいいと思います。経験が多い方が社会的にはやっぱり強いと思います。人の感情もわかるし、仕事が出来るヤツも多いと思います。海外に関しては色んな文化に触れることが出来るのは勿論ですが、マーケットが日本だけではなくなっており、これからは海外とちゃんと渡り合う能力も必要になってくるので、触れておくといい知識や体験に繋がると思います。



株式会社サンマリエ

https://www.sunmarie.com/