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2019年 12月7日 コヤマドライビングスクール主催の感動ライブ「 D'LIVE vol.16 」

12/7(土)川崎のライブハウス「CLUB CITTA′」にて、今年16回目となる手話ライブイベント「D‘LIVE(ドライブ)vol.16」が開催された。

 

このライブ、実はただのライブではない。

手話を使って歌い、踊る、いわゆる「聴覚障がい」を持つ人々が主役のライブなのである。

 

このライブは、主催であるコヤマドライビングスクールが、聴覚障がいの方の免許取得のための手話研究を始めたことがきっかけとなり、社長の提案で生まれたものだ。

今では、手話で表現する楽しさを伝える場として、そして、健常者とろう者をつなぐコミュニケーションの場として、毎年人気のライブである。

 

観客は7割が健常者(ここではわかりやすい表現のためにこの言葉を使用する)、3割が聴覚障がいという割合だ。通常、こういったイベントでは、当事者のほうが多い・関心がある傾向にあるが、ここでは逆。障害の有無は関係なしに、多くの人々に愛されているライブなのである。

当日スタッフとしては20もの大学・高校の手話サークル、あるいは手話部が協力しており、手話対応も万全だ。

 

ちなみに「D′LIVE‘の「D」は、「Dance,Deaf(英語で「耳が不自由である」こと), Drive」の3つの意味を持っている。

 

今年出演したのは、18組のチーム。全員が障がいを持つチームもあれば、健常者とのコラボチームもある。

まさに多種多様なチームが勢ぞろい。

それぞれ「手話歌&手話ダンス」をベースに、曲選びから演出、衣装まで工夫を凝らしたエキサイティングなショーを次々と花咲かせていた。

手話というと、一般的には「耳が不自由な方のコミュニケーションツール」という印象がとても強いが、このラ イブではその固定概念を見事に打ち破られる。手話で表現する言語のひとつひとつがまるで新たな振り付けのよ うにダンスと融合し、普通のダンスショーでは見られないような、新たな表現となって目の前に繰り広げられて いく。

ただ歌詞を手話で表しているだけではなく、彼らは「手で歌って」いるのだ。

だからこそ、こちらにも「目で聞く」という、新たな体験が生まれる。

音が聞こえない、あるいは聞こえにくい世界の中での練習は時間と工夫が必要だ。カウントもそのままでは取ることはできない。 そこで、ラジカセの振動を手で感じ取って曲を理解したり、曲のタイミングをカウントするパートナー (カウン トマン)と何度も練習したり、それぞれがやりやすいように工夫し、時間を重ね、技術を重ね、そしてやっと本番 を迎える。あのステージはそういった努力の集大成でもあるのだ。

数々の困難を乗り越え、ライブのための歌やダンスの技術はもちろん、コミュニケーションにも磨きをかけ、そして堂々とステージに立っているその姿に、感動だけではなく勇気と元気をもらった観客はとても多いことだろ う。

DʼLIVE は来年も開催予定!気になった方は、パフォーマーとしても観客としても、ぜひ一度体験してみてほし い。

ライブ後にお時間をいただき、一夜限りのユニット#223×#0324(シャープ ツツミ カケル シャープ オザニシ)の 5 人にインタビューさせていただきました。

インタビューの記事はこちら

◆コヤマドライビングスクール

https://www.koyama.co.jp

東京・神奈川に5校の⾃動⾞教習所を展開しているコヤマドライビングスクール。

ハイセンスな教習所として人気を誇る同校であるが、一方では長年に渡り障がい者の免許取得を積極的にサポートしている。「障害がある方こそ、免許は必要」という考え方のもと、様々な研究もスタート。障がいを持っている⽅のための 専⽤プランを設置し、現在120 名以上の特殊⾞両の取り扱い、⼿話対応が可能なインストラクターが在籍するなど、これからの社会のあり方をリードする企業である