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2019年12月9日 ブラインドサッカーチャレンジカップ2019

12/8(日)町田市総合体育館にて、ブランドサッカーチャレンジカップ2019が行われた。

このチャレンジカップとは、2018年より始まった、ブラインドサッカーの普及と国際大会へ向けた強化を目的とした国際親善大会である。

今回は、日本vsモロッコ。どちらも世界レベルでの強豪国であり、熱い火花が飛び交う試合を楽しみに、会場には多くの観客が詰め寄った。

日本が先に1点をとったものの、さすがアフリカ選手権で2連覇を果たしているだけあって、その後をすぐ追うようにモロッコが1点を取り、両者同点に。

​作戦を練る日本チーム

休憩時間には地元チアリーダーたちの元気いっぱいのダンスパフォーマンスも。

その後、日本もその体躯に負けず攻撃を続けるものの、モロッコに4点取られてしまい、試合は終了。

結果、1ー5でモロッコが勝利した。

他国が優勝したものの、まわりのサポーターをはじめ、日本選手も力強い拍手を送っていた。

 

サッカーという人気スポーツのパラバージョンということで、その知名度もなかなか高いブラインドサッカー。

しかし、まだ視覚障害者の中には、「目が見えなくても、弱視でもスポーツができる」ということを知らない人も多勢いるのではないかと感じた。会場には、白杖の人、あるいは、盲導犬と共にいる人、あるいは、誰かに援助してもらいながら見ている(聴いている)であろう人を、筆者はその日見かけることがなかったからだ。

この日は、wi-fiが飛んでおり、視覚障害があってもそこに繋ぐことでスマホから実況が流れ、現場の音と実況、二つを耳で楽しめる工夫がされていた。だからこそ、大変もったいないと感じたのである。

 

もともとサッカーをやっていて、ある時に病気や怪我で光を失ってしまった人が、このスポーツのことを知ることができたなら……もう一度フィールドに出ることで、ある意味「光を取り戻す」ことに繋がっていくだろう。

 

だが、ネットなどを目で見ることが難しい人々には、一体どのようにスポーツのことを知ってもらい、会場に来てもらい、どのようにその楽しさを知ってもらえるのだろうか……。

私たちメディアは、その「伝える」部分へのアクセスを、「目で見るだけ」以外の方法を模索し、工夫していく必要性があるのではないかと感じた試合であった。

 

サッカーという人気スポーツのパラバージョンということで、その知名度もなかなか高いブラインドサッカー。

その盛り上がりは、今日の先にある勝利に向かって、選手たちの力とともにますます強くなっていくはずだ。

もうパラリンピックまでおよそ半年。

日本選手の活躍をこれからも見逃すな!

◆ブラインドサッカー協会

http://www.b-soccer.jp