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悪いことをしたら外に放置されるのも
ご飯を食べさせてもらえないことも
うちでは当たり前のしつけだと思っていた。
だけど、大人になったらそうではないことを知りました。
これは、何の数字でしょうか。
これは平成元年度中に、全国 215 箇所ある児童相談所が「児童虐待相談」として対応にあたった件数です。(厚生労働省 令和元年度児童虐待対応相談件数より抜粋)
これは過去最多の数であり、平成30年度の159,838 件よりも 21.2% 増となり、増加数も過去最高の 33,942 件でした。
児童虐待に関しての問題は年々深刻化しており、その件数は平成2年度の1011件から上昇の一途を辿り続けています。
児童虐待とは何か
児童虐待とは
子どもに対して、肉体的・精神的な苦痛を与えたり、育児を放棄するなどの行為を繰り返し行うことを言います。
虐待には、大きく分けて4種類存在します。
身体的虐待
殴る・蹴る・包丁で切りつける・寒い外に⻑時間放置するなど、本人の肉体に耐え難い苦痛を与える
心理的虐待
「バカ」「お前なんて生きている価値がない」など子どもの自尊心を損ねる言葉を浴びせたり、大声で怒鳴る・脅す、ドメスティック・バイオレンスの現場を子どもに見せるなど、子どもの精神に対して苦痛を与える
性的虐待
子どもの体を不必要に触る、性的行為の強要、教唆、子どもに自分の性器を見せるなどの行為
ネグレスト(育児放棄)
食事を与えない、風呂に入れさせない、食料やお金を置いて、子どもを何日も家 に置き去りにしたまま帰らない、などの行為
「社会全体」で児童虐待を考える
もちろん、子どもたちの基本的人権を奪ってしまう「虐待」は許されていいことではありません。
ですが、虐待を加えてしまう人間(保護者とは限らない)もまた社会の中で働く場所や育児、人間関係などにおいて、行き場のない苦しみや生きづらさを抱えていることが多いのも事実です。
この問題には苦痛を与えられた子どもの苦しみと苦痛を与えてしまった親の苦しみの「負のスパイラル」が存在し続けています。
だからこそ、児童虐待問題の解決には、加害者/被害者それぞれ片方ではなく、 社会全体の問題として、捉えていく必要があります。
IKIRU PROJECTでは、1年後に映画を制作することを目標とし、子どもと虐待、そしてその周りを取り巻く課題を追いかけていきます。